大腿部の筋肉は太ももと呼ばれ、本来太いものです。 筋肉は太い力を発揮きますので、歩行するためには大腿部の筋力は欠かせません。 つまり行動するための筋肉と言えます。足を使い広い範囲を行動するということは、それだけ色々な情報が入ってきて脳を刺激することになり、ボケ防止にもなるはずです。 また、心臓も鍛えることになります。 大腿部の筋肉は大きく静脈を絞り込む作用（ミルキングアクション）があり下半身から心臓に戻る血液を押し上げます。このことは心臓の負担を軽減させ、体力の余裕を生みます。第２の心臓と言われるゆえんです。 最近では、大腿部の筋肉から身体に何らかの情報を発信しているのではないかと言う説もあります。 皆さんは便利さに頼るあまり、この魅惑の筋肉「太もも」を衰えさせていませんか？階段や坂道などを歩いて、この「第２の心臓」をしっかり鍛え、行動体力をつけましょう！

健康運動指導士　横田 臣博