健康コラム 健康に関する様々な豆知識をご紹介します

塚本イズムジャパンが健康についてのコラムをご紹介します。
健康維持はちょっとしたことの継続で、保つことができます。
皆様も健康について、もう少し考えてみてください。
健康っていうことはすばらしいことです。

健康コラム

第17話 健康情報と付き合うコツ

健康情報と付き合うコツ

今、巷にはありとあらゆる情報があふれています。健康器具・食品・民間療法に関する情報もTVショッピング・インターネット広告など各メディアで紹介されていますが、有益な情報から怪しい情報までいろいろです。経済的には大変大きな市場のようですが、儲かるので様々な人達が関与していると考えてもよさそうです。
そのような健康情報に関心を持つ人々の気持ちは
1.病気を治したい、苦痛をとりのぞきたい
2.病気でめいっている気持ちを何とかしたい
3.さらに健康になりたい、健康状態を維持したい
4.病気になりたくない、予防したい
5.健康に良いことをして満足したい
6.やせたい
7.体を鍛えたい‥
など人それぞれです。

健康情報と付き合うコツ

しかし、それらの情報に科学的根拠があるかどうかは疑問ですし、 ウソではないが、まぎらわしい表現も多く見受けられます。たとえば
1.自然治癒力
2.免疫機能を高める
3.体質改善
4.血液をきれいにする
5.新陳代謝
6.100%天然、自然
7.アルカリ性食品・酸性食品
8.水太り・部分やせ・セルライト・宿便‥などです。

また、だまし・あやしい内容として
1.□△医学博士の見解?
2.□△研究所?
3.□△学会で発表?
4.実験結果から人体にも効果がある?
5.□△さんに効いたからあなたにも効く?なども見受けられます。
このように安易に宣伝や周囲の意見に惑わされ、お金を損するくらいならまだしも、肝心な「健康」を損なってしまえば何の意味もありません。 健康情報を活用するポイントは、まず自分は「どうありたいのか?何を求めているのか?自分の健康観とは?」ということを明確にすることです。個人の健康状態はそれぞれ異なっていますし、目指す方向性・レベルも様々だからです。他人にとって無意味なことでも自分にとっては有益なこともあり、またその逆もあります。「医学的な基礎知識」を知り、その情報が自分の目指す方向性と合致している内容かどうか、自己責任において判断活用しなければなりません。 日々、自分の生活を向上させようとする意識を持ち続け実行する。そして、その姿勢を保持するための道具としてそれらの情報を有効に活用してはいかがでしょうか?

健康運動指導士 横田 臣博